一度目の失敗は誰にでもあります。同じ失敗を二度してしまうこともあるでしょう。でも三回同じ失敗をしたら、それはもう自分が招いたものです。そう思うようにしています。
「失敗」や「無駄だったこと」は誰にでもある
「無駄な時間を過ごしたなー」とか、「失敗だったなー」と思うことは誰にでもあるでしょう。
変なブラック会社に就職して履歴書に変な経歴がついたとか、病気やケガで数ヶ月、数年を治療に費やしてしまったということもあるでしょう。
そこまで大きなことではなくても、せっかくお金を払って行った異業種交流会が全然成果につながらなかったとか、仕事上のちょっとしたミスも必ず起こるものです。
「今日の苦労はいつか将来の糧になる」、「失敗は成功の母」という慰めもできるでしょうが、実際は将来の糧になるような失敗ばかりとは限りません。
過去に戻れるならなかったことにしたいことも少なくないはずです。
とはいえ、失敗は避けることはできません。
誰にでも失敗はあるし、失敗を恐れてばかりでは何もできません。しかし、同じ失敗は繰り返さないことが大事です。
同じ失敗を三回してはいけない
一度目の失敗は誰にでも起こり得ます。
新卒で入った会社がブラックだったとしても、新卒の時点で会社の内部のことなんてわかるわけがないので、入社してから失敗することはあるでしょう。
二度目の失敗も、まあ迂闊にやってしまうこともあるでしょう。
1社目がブラックだったからということで転職活動をして、転職先もやっぱりブラックだったという可能性もあります。
しかし三度目となると、それはもう自分がそういう会社を引き寄せていると考えたほうがいいでしょう。
続けて3社目もブラックだったら、自分に原因があると思ったほうがいいです。ホワイトな会社からは求められていないということなのかもしれません。
就職のことだけではなくても、例えば私がやっている税理士業の場合、ミスがあるとお客様のお金に直接影響します。
プロとして、ミスはゼロにしなければなりませんが、それでもミスは起こります。
これも、許されるとしても2回まででしょう。3回同じミスをしたら信頼はなくしますし、3回もするということはそれだけ自分の対策が甘いということです。
過去の失敗から学ばない者は、過去からしっぺ返しをくらうものです。
失敗を繰り返さないためのメモ・リスト
人間は過去のことをすぐに忘れるので、忘れないためのメモ、チェックリストは必須です。
公認会計士の試験を勉強していたときは、問題集を1周し、間違ったところだけを2周目で繰り返し、それでも間違えたところを3周目で繰り返す、ということをしていました。
その結果、(理論上は)その問題集は全問正解できるまで回答を記憶に刻み込んでいました。
失敗したら、それを記録して、常にチェックできるようにしておくと、記憶から抜け落ちることはなくなります。
チェックリストは、今だとExcelにまとめることができます。後から更新もしていけるので、常に最新版のチェックリストができます。
失敗しないことも大事ですが、同じ失敗を繰り返さないことはもっと大事なことです。
▪️編集後記
昨日は動画資料の作成。税理士業の資料作成(源泉集計など)。
昼に散髪へ。
▪️娘日記(0歳)
2人でスーパーの休憩スペースへ。私の仕事のお伴をしてもらいました。
グズることもなく、私の仕事を黙って見張ってくれていました。