3連休に入りましたが、特に外出もせずにぼんやりと過ごしています。ぼんやりとした空白の時間をもつことも、仕事のアイデアやアウトプットにも役立つと思います。
何も予定がない3連休
シルバーウィークの3連休に入りましたが、直前に体調を崩したということもあり、特に予定は入れていません。どこかに行くにしてもまだまだ暑いですし、人の多いところにもあまり行きたくないので。
この3連休は、あまり予定を詰め込まず、基本的にずっと家にいるか、たまにカフェで本を読んだりして過ごそうと考えています。
何も考えない時間があっても、意外にそういう時間に煮詰まっている仕事の突破口が見つかったりするものです。
仕事でどうしたら良いかわからないことがでてきたとき、少し息抜きでトイレに行こうと歩いていると、歩いている途中でアイデアが出てきたりすることがあります。
仕事のことに集中して考える時間も必要ですが、そこから離れて頭を空っぽにする時間もあった方が、生産性が上がるのではないかと思います。
予定を入れまくりだった20代
20代のときは、何もしない時間というのは意識的に避けていた気がします。
深夜まで残業、休日も会社に行って仕事はよくやっていましたし、たまの休みにも1日中ゴルフだったりと、今に比べて予定がびっしり入っていた記憶があります。
それをこなせるだけの体力があったというだけなのでしょうが、家は「寝るための場所」という感覚でした。
アクティブに動いていたとも言えますが、逆に言うと、外からの刺激に受け身になっていたとも言えます。
仕事をたくさんこなすことも、休日に外出するのも、自分でじっくり考える時間はなく、ただその時に「やること」を淡々とこなしているだけです。
自分で何かを考えて、自分なりの答え、考えを出すには、じっくり自分の中で咀嚼する時間も必要だと思います。
予定を入れまくりだった20代も楽しかったですが、それ以外の楽しみ方をこれからは見つけていきたいです。
ぼんやりとした時間
ぼーっとした時間が重要であることは、近年科学的にも発見されています。
脳内にはDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)というネットワークがあり、睡眠中の夢を見ている時間やぼーっと考え事をしているときに、集中しているときには意識していなかった弱い連想が活性化し、思いもよらないアイデアが生まれるようになっているようです。
大企業の経営者や創業者は睡眠を何よりも優先して大事にしている人が多いですが、睡眠がイノベーションに大きく影響していることを経験的に知っているのかもしれません。
連休だからといってすぐに外出したりせずに、たまには家の中で読書やぼーっとした時間を過ごすことも、仕事にも人生の充実にもつながるかもしれません。