異業種交流会というと営業をする場というイメージがありますが、その場で売り込んでご依頼をいただくということはハードルが高いです。交流会は営業という側面もありますが、ヒアリングをする貴重な機会でもあります
奈良で異業種交流会
先日も異業種交流会に参加してきました。
仕事のことも話しますし、仕事以外のことでも共通の話題（マラソンの話とか）を話したりと、ずっと喋りっぱなしで、食事はほとんど手を付けられませんでした。
（会の終盤にかきこみました）
しかし、交流会に行っても自分を売り込むというのは簡単ではありません。
そんなこと独立前はやったことないですし、周りの参加者も売り込みが目的なので、自分が売り込むどころか、売り込まれることも多いです。
交流会は営業目的という側面はもちろんあります。ただ、それ以外にも、まずは名前を知ってもらうだけでも良いと思います。
さらに、いろんな会社経営者・フリーランスの声を聴ける「ヒアリング」ができるのも、大きなメリットです。
営業だけが目的ではない
私は税理士ですが、お客様が税理士に何を求めているかは気になるところです。
税金を間違いなく計算することだけでなく、
- 税務調査で守ってもらえる
- 経営分析を通じてコンサルティングをしてもらう
- 融資や補助金などの資金繰りの支援をしてもらう
- 社労士や司法書士などと連携してもらう
いろんなニーズがありますが、交流会に行くと、よりリアルな声を聴くことができます。
マーケティングにおいて、お客様の声を聴くことは重要です。
ただ、特に独立当初はその声を聴くお客様がいないのが難点です。
そこで、交流会で、世間話のような感じで「税理士にどんなことしてほしいですかねー？」ということを質問します。
（ガツガツ聞かずに、サラッと聞くイメージです）
すると、貴重なお話を聞かせていただくことが多いです。
自分を売り込もうとするよりも、相手の話を聞くことになるので、営業や自己PRが苦手でも交流することができます。
話すのが苦手なら、得意なことをする
独立してから人前で話すことが増えましたが、そうはいっても私より上手い人はたくさんいるでしょう。
ただ、話すのが上手い人が交流会に行けば無双できるかというと、そうでもないでしょう。
むしろ、話の上手い人ほど警戒するという人もいます。
交流会のような人が集まる場所が苦手、初対面の人と話すのが苦手、という人は多いでしょう。
私もどちらかといえば苦手な方です。
それでも、自分がまくしたてて自己PRしようとしなくても、相手の話を聞くということはできます。
相手の話を聞き、税理士に何が求められているのかといった情報を得られるのは、特に独立当初には貴重な機会です。
話すのが苦手でも、得意なことを活かせる場面はあります。
とはいえ、もちろん苦手な交流会もあります。
そういう苦手な交流会は避けるようにしていますが、そうでない場合は、交流会も有効な営業・マーケティングの場になります。
▪️編集後記
昨日はツアー・オブ・ジャパンの京都ラウンドを観戦に。
その後自宅に戻り、税理士業。
▪️娘日記（0歳）
かなり暑くなってきたので、車内とかベビーカーの中が暑くならないか心配です。
（今のところ全然元気ですけど）
