独立していようがしてなかろうが、仕事は人間同士がやるもので、信頼関係を積み重ねないとうまく仕事は回りません。そして、信頼は急激に増えることはありません。長い時間をかけて、少しずつ積み重ねていかないといけません。
小さな信頼を積み重ねていく
最近読んだ「億までの人 億からの人」という本にも書いてありましたし、他の本などでもよく言われていることですが、「信頼貯金」を増やしていくことは、仕事でも仕事以外も重要なことです。
- 「あの人に任せておけば安心」
- ●●の分野で困ったときはあの人に聞いてみよう
こういった信頼が生まれれば、仕事でもチャンスをつかむことができるでしょうし、むしろ信頼なしに仕事をうまく進めていくことは難しいでしょう。
信頼というのは、一朝一夕で築き上げることはできません。長い時間をかけて、ちょっとずつ積み重ねていくものです(逆に、信頼を失うのは一瞬)。
「信頼が大事」って、当たり前のことで今さら強く言う必要はないかもしれません。
でも、その信頼を積み上げることができていない人って、案外少なくないと感じています。
20代の若手社会人であれば、誰か注意してくれる人もいるかもしれませんが、年齢を重ねると注意してくれる人なんていなくなります。
気づかないうちに信頼を失っているかもしれません。
なぜMacを使うのか?
パソコンは今はいろんな種類があって、よほど安物を買わないかぎり、失敗することはないでしょう。
私は今はMacを使っていますが、Macを使っている理由として、
- CPUの性能の割に価格が安い
- バッテリーの持ちがいい
- 負荷のかかる作業をしても熱くならない
などの明確な理由をあげることもできます。
でも、根底的にはそんな論理的な理由ではなく、
カッコいいから
という感情的な理由だったりします。
BMWのクルマが好きな人も、ソニー製品が好きな人も、根底にあるのは「カッコいい」とか「持ってて気分が良い」といった「正の感情」がそのブランドへの支持につながっているものと思います。
そして、その「正の感情」は、そのブランドに対する信頼によって積み重なっていくものです。
Appleの時価総額は数百兆円という途方もない数字ですが、その数百兆円という数字も、結局は少しずつの信頼の積み重ねです。
信頼をどうやって積み重ねていくか
信頼してもらう、というのは当たり前のことですし、その信頼を積み重ねるためにやることも特別なことではありません。
- 締め切り、時間を守る
- 連絡をなおざりにしない
- コミュニケーションをちゃんとする
- あいさつをする
- ミスをしたら言い訳せずに謝る
- 責任をとる
- 意思決定を先延ばしにしない
どれも複雑なことではありません。でも、これを常に欠かさずできている人って、どれぐらいいるでしょうか?
かくいう私も、今はそうならないように日々気をつけていますが、独立前など昔はできていないことも多かったです。
締め切りをすぎても提出ができなかったり
メールの返信を怠ったり
「ちょっと検討します」と言って結論を先延ばしにしたり
これによって誰かからの信頼を失ってしまったこともあるかもしれません。
こういったことで信頼を失うことがないように、今は上記のことをExcelでリストにして、印刷したものをノートに貼って日々見返すようにしています。

完璧にすることはできなくても、意識をすることは大事です。
意識すらできていない人も一定数はいるように思います。
仕事とは結局人間のためにやるものです。
一つ一つは些細なことであっても、それを少しずつ積み重ねないと、どれだけ能力を磨いてもそれを発揮する機会は得られません。
AIとか英語を勉強するのも良いですが、まずは「人として当たり前のことをちゃんとする」という姿勢を維持し続けることも大事ではないでしょうか。
▪️編集後記
昨日は動画資料の作成。朝にバイク15キロ、ラン4キロで「ひとりバイアスロン」。
▪️娘日記(0歳)
長めに昼寝をしてくれました。午後には自宅周辺を散歩。暑くなってきて暑さ対策に不安があります。