新しいことをするのは恥ずかしい。でも、恥を越えると見える景色がある

新しいことにチャレンジするのは格好いいことではありますが、ちょっと恥ずかしい気持ちもあります。でも、恥をかくから見える景色もあると思います。

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セルフレジ、カーシェア、モバイルオーダー

コンビニのレジで、セルフレジは空いてるのに有人レジに行列ができている。セルフレジに行けばすぐなのに。

かくいう私も、行列に並んじゃう人でした。今はセルフレジはだいぶ普及していますが、数年前はセルフレジが空いていても、有人レジに並んでいました。

行列を抜かしてしまうという罪悪感
イキってセルフレジを使って、手こずって結局時間がかかったら何か恥ずかしい
みんなレジに並んでるのに、自分だけ違う行動をとって悪目立ちしたくない

純粋日本人だからでしょうか?自意識だけが過剰になり、セルフレジの方に足が動きませんでした。

カーシェアを初めて使ったときもそんな感じでした。駐車場に止まってるカーシェア用の車を使おうとして、カギを開けるのに手こずるのが何か恥ずかしいなと思って、使うのに二の足を踏んでいたことがありました。

モバイルオーダーも、レジで注文してないのに席を占有したら何か注意されるんじゃないかとか思って、しばらく使うのをためらっていました。しょうもない。

これらは些細なことですし、私の自意識が過剰なだけかもしれません。でも、一般的に新しいことをするのは格好いいことでもあり、恥をかくリスクもある行為でもあります。というより、大抵の場合うまくいかず、恥をかくことが多いのではないかと思います。

最初はちょっと恥ずかしい

金曜ロードショーで、「魔女の宅急便」をやっていました。

キキのパンツが見える描写がやたら多いですが、あれはエロ描写ではなく、「恥をかいて上達する」ことを表しているようです。

最初は魔法がうまく扱えず、見せたくもないパンツを人前で見せながら失敗し、恥をかきたくないから練習して上達していく。何かを身につけるには、恥をかいても練習するしかないということを表現しているようです。

ホウキにまたがって空を飛ぶようなすごいスキルはないですが、ちょっとわかる気はします。

仕事での新しいチャレンジでもセルフレジを初めて使うときでも、最初はちょっと恥ずかしいものではないかと思います(私だけでしょうか?)。

ブログを書いていても、良いことを書きたいと思ってもなかなか思い浮かばず、読んでいる人によっては「こんな文章をよくネットに上げとるなww」と思われているかもしれません。

ですが、何かを身につけるには、人前で恥をかくことが必須なのかもしれません。

年をとると新しいことをするのが億劫になるといいますが、いい年して今さら恥をかきたくないというのもあるかもしれません。

恥を越えると見える新しい景色もある

別にわざわざ恥をかく必要もないのかもしれません。セルフレジを使わなくても、列に並べばいつもどおり有人レジで買い物ができます。プロのライターでもないのだから、わざわざ文章をネットに上げて恥をかくリスクをとる必要もないかもしれません。

でも、恥ずかしい・悪目立ちしたくないと思っていると、他人と同じ行動しかできなくなります。行動が同じだったら、結果も同じです。「違い」なんて生まれません。

すべからく人と違うことをする必要もないですが、独立してひとりで仕事をしている場合、違いがないのは致命的です。

ランチェスター戦略やニッチ戦略などでは、中小企業は大企業にはできない「トガった」特性を活かして局地戦に持ち込むことを説いていますが、トガったものを持つには、多くの人とは違うことをしていかなければなりません。

これはビジネスの話ですが、新しいことを恥を忍んでやってみることで、新しい景色が見えることもあります。

セルフレジを使うようになってレジで並ぶことは減りましたし、カーシェアで自家用車を買わなくてよくなりました。

恥をかくのは避けたいものですが、かいたらかいたで「しゃあない」と思って成長の糧にしたいものです。

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