赤坂離宮迎賓館。一流のものに触れるという経験

東京観光で、赤坂にある迎賓館赤坂離宮に行ってきました。一流の外装、内装、調度品、本物の一流の仕事を見た気がします。

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赤坂離宮(迎賓館)を見学

東京での生活もあと1ヶ月ほどになったので、東京観光をしてみたいと思い、はとバスのツアーに参加しました。

築地⇒赤坂離宮⇒東京プリンスホテルでランチビュッフェ⇒東京タワーというコースです。

中でも、赤坂離宮迎賓館は圧巻。

迎賓館とは、海外の国王や大統領、大使などをおもてなしするための施設。

海外の賓客をおもてなしするための施設なので、全てが豪華。

まさに一流とはこのことだ、と痛感しました。

(運よく写真撮影OKだったので、撮れました)

仕事において、「一流」とは何か

自分の仕事に置き換えて、一流の仕事とは何か。

迎賓館の内装を見て感動したように、お客様を感動させることかもしれません。

感動させるというより、理屈ではない感情の部分で納得感をお客様が持ってもらうことかもしれません。

迎賓館の内装は芸術品なので、「綺麗」とか「豪華」といった感想を持ちます。「言葉を失う」ような感動もあるかもしれません。

多くの仕事は芸術ではないので、仕事の成果物を見て「綺麗」とは思わないでしょう。

でも、理屈では説明が難しい「なんか良い」という感想をお客様に思ってもらうことは、芸術ではない普通の仕事でも可能ではないかと思います。

愛想がいいとか、メールの返事が早いとか、仕事に対する考え方が似ているとか。

そういった理屈ではない部分でお客様に満足してもらうことが、一流に近づくことかもしれない、ということを、迎賓館の見学をして思いました。

理屈だけでなく、感情面でも満足させることが必要

ロジカルシンキングや、論理的な説明が仕事では求められることが多いですし、実際にそれは大事なことだと思います。

一方で、説明自体は論理的でも、誠意に欠けると思うことも往々にしてあります。

何かミスが発生した時に、自分の責任ではないことの言い訳を延々と「論理的に」説明される
欲しいものでもないのに、延々と「論理的に」営業トークをされる
資料を棒読みするだけの「論理的な」セミナーを受ける

どれも理屈で考えると間違っていないかもしれません。でも、なんか納得いかない。口は回っても、「そういうことじゃないんだよな」と思うことは結構あります。

どれだけ論理的に思考・説明をしていても、誠意が足りないと感じたり、自分よがりな説明だと、受け手は評価してくれませんし、一流の仕事とは言い難いと思います。

ただ論理的にものを考えたり説明するだけでなく、お客様の求めていることは何かを考えたり、上司の顔色ではなく会社にとって良いことは何かを考えることで、論理ではない直感で「なんか良い」と思ってもらえる仕事ができるのではないかと思います。

迎賓館の設備が理屈ではなく直感で「すごい」と思えるように、普段の仕事においても、理屈だけで収めようとしない感覚は持っておく必要があると思います。

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