ブログが読まれない時代に、ブログを書く理由

ひと昔前に比べて、個人のブログが読まれなくなったといわれます。とはいえ、やはりブログを書く意味もあるものと考えています。

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「タイパ」を重視するなら、テキストが速い

最近は「タイパ重視」で、YouTubeなどのショート動画が見られるようになったり、ショートじゃない動画は倍速視聴することが増えているといいます。

でも、本当に「タイパ」を重視するなら、テキストの方が速いです。

動画は、どんなに速く見ようとしても、2倍ぐらいまでしか聞き取れないでしょう。それ以上速かったら見られません。

一方、テキストだったら、5倍・10倍の速さで読むことができます。

本だったら、目次で気になる箇所だけ読むということをすれば、もっと速いスピードで読めるでしょう。

インプットのスピードという点では、結局のところテキストでインプットしたほうが速いです。

なので、何かをインプットするときに、YouTubeではなくネットで検索あるいはAIに聞くということをしている人は一定数いるはずです。

私もそうですし。

そう考えると、動画全盛といっても、ブログにも情報の価値はあります。

「広める」ことを求めない

とはいえ、裾野を広げるという点では、個人のWordPressのブログより、YouTubeなどのプラットフォーム上にある動画の方がアクセス数は広がるでしょう。

YouTubeは毎日何億人という人がアクセスしているでしょうし、そこにふと自分の動画が「おすすめ」に上がると、いきなりバズる可能性もあります。

WordPressの個人ブログだと、バズるということはほぼないでしょう。

「広める」ということを考えると、ブログを書くメリットは薄いかもしれません。

しかし、「広める」ことだけが発信の目的ではありません。

どういう人間なのかを知ってもらうこと、表面的なプロフィール以外の一面も知ってもらうという点では、ブログなどのテキストにもメリットがあります。

私もこのブログ上に、自分のプロフィールを細かく記載しています。

プロフィール

こういう詳細なプロフィールは、YouTubeに載せても誰にも見られないでしょう。

ブログに来ていただいた方だからこそ、プロフィールを見ていただき、私のことについて詳細に知っていただけます。

ブログは、「広める」ためというよりも、「何者だ?こいつ?」に答えるためのツールとして有用です。

全く見られてないわけではない

かつてはブログ全盛の時代があって、それに比べると今は個人ブログは見られなくなったとよく言われます。

確かにそうなのかもしれませんが、私はそのブログ全盛の時代にブログをやっていないので、その時代のことを知りません。

ブログが読まれなくなったとはいえ、アクセスがゼロというわけではありません。
(ブログを始めたころはほぼゼロでしたが)

読んでいただいている方はいるわけで、その方のために少しでも役に立つことを発信したいという気持ちはあります。

だから、AIに書かせることもないし、ライターに外注することもありません。

テレビがどの家庭に普及していてもラジオが好きな人、新聞が好きな人がいるように、動画だけが情報源ではなく、ブログを読むのが好きという方もいらっしゃるでしょう。

読んでいただく方がゼロではない以上、書き続ける意味はあると考えています。



▪️編集後記
昨日は税理士業で打ち合わせと資料作成。住宅ローン控除のシミュレーションなど。

▪️娘日記(0歳)
つかまり立ちのような姿勢になることがありますが、まだ足が小さくて、足だけで体を支えられるような感じではありません。最近食欲が増えてきたので、これから体も大きくなってくるといいのですが。

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