好きな音楽は、世代の差が大きいでしょう。「音楽は人生の目次」ともいわれます。今はサブスクで昔の音楽を簡単に聴くことができますが、懐かしい音楽を聴くたびに、何をしていたのかを思い出すものです。
聴いてきた音楽が、「自分史」になる
中学生のときにMDコンポをお年玉で買い、TSUTAYAでCDを借りてきてMDに入れて、当時流行っていたJ-POPを聴いていました。
私が中学生だったときは、嵐、EXILE、ORANGE RANGE、ミスチル、ポルノグラフィティなどなど、人気だった曲はとにかくMDに入れて聴いていました。
サブスクで当時の曲を聴くと、学生時代や若手の社会人だったときのことを思い出します。
忘れていることでも、音楽を聴くと記憶が蘇るものです。
いちばん影響を受けた音楽「HAPPY」
影響を受けた音楽は数え切れないですけど、一番たくさん聴いてきたのはBUMP OF CHICKENです。
高校生のときに「車輪の唄」を初めて聴いてから、約20年聴き続けています。
当時のアルバムを聴くたびに、高校・大学・社会人それぞれの記憶が思い出されます。
中でも一番聴いたのが、「HAPPY」ですね。
2010年の曲なので、もう15年前ですけど、今聴いてもグッと来るものがあります。
健康な体があればいい 大人になって願う事
心は強くならないまま 耐えきれない夜が多くなった
膨大な知識があればいい 大人になって願う事
心は強くならないまま 守らなきゃいけないから
20歳を超えて「大人」になり、23歳で公認会計士試験に合格して「先生」になり、キャリアを重ねると責任もどんどん大きくなっていくのですが、気持ちは学生時代からそんなに変わっていません。
今はないですけど、若いときは仕事のこととか将来のことで眠れないことがありました。
(みんなそういう夜はあるでしょう)
優しい言葉の雨の下で 涙も混ぜて流せたらな
片付け中の頭の上に これほど容易く日は昇る
優しい言葉の雨は乾く 他人事の様な虹が架かる
なんか食おうぜ そんで行こうぜ
これほど容易く日は昇る
ゲームをしたり音楽を聴いたりマンガを読んだりして気持ちを奮い立たせることはできますけど、結局は朝が来たら自分の力で起き上がるしかありません。
どんなに耳障りの良い言葉も、所詮は他人事。
最後は自分で自分を奮い立たせるしかありません。
続きを進む恐怖の途中 続きがくれる勇気にも出会う
無くした後に残された 愛しい空っぽを抱きしめて
幸いなことに、「死にたい」と思ったことは人生で一度もありませんが、「会社を辞めたい」とは若手時代はずっと思っていました。
不安を持ちながらも公認会計士の試験を続けたり、「辞めたい」と思いながら会社に行かなければならないとき、「辞めないからこそ拓ける道がある」と思って勉強も仕事も続けてきました(まあ会社は辞めてるんですけど)。
この曲に出会ってなかったら、全く違う人生だったかもしれません。
今でも毎日音楽を聴き続けている
今はサブスクで新しい曲も昔の曲も簡単に聴けるようになりました。
最近だと、TM NETWORKの「Get Wild」をよく聴きます。
昔は、あまり「小室ファミリー」の曲を聴くことはありませんでした。ダンスミュージックよりは、バンド系が好みなので。
しかし、Netflixでシティハンターの実写版を見てから、主題歌であるこの曲にハマりました。
Get wild and tough(野性的でタフであれ)
Get chance and luck (チャンスと運を掴み取れ)
独立してから、人との出会いとか運、タフに継続していくことの重要性をより実感するようになりました。
Get wildのサビを聴いて、自分を奮い立たせられる感じがします。
2025年の2月で、MDの生産は終了したというニュースを見ました。
私より下の世代は、TSUTAYAでレンタルしたCDをMDにダビングするなんて、イメージもつかないんでしょうね。
TSUTAYAの会員証も、昔は店舗ごとに別々で、財布の中に3枚ぐらいTSUTAYAの各店舗の会員証が入っていました。
音楽は人生の目次。
聴いてきた音楽に、自分の歴史があります。
▪️編集後記
昨日は午前はランで閾値走。その後、自宅で税理士業。
夜は奈良駅近くで異業種交流会に参加。
▪️娘日記(0歳)
風呂上がりの動きが激しく、オムツや服を着せるのがひと苦労。
まあまだ腹ばいもしていないので、これからもっと大変になるのかもしれませんが・・・