仕事に関係する本を読むときは、1日で1冊読み切るようにしています。そうしないと、積読が溜まってしまうからです。小説とか、じっくり読みたい本は数日、ものによっては数ヶ月かけることもありますが、仕事に使う本はとにかくスピード重視にすべきです。
読むのではなく、見る
考え方としては、1日で1冊の本を読むには、「読む」というより「見る」感覚です。
黙読のように1文字ずつ読み進めていくのではなく、カタマリで文字を目を追いかけていくイメージです。
脳が文字を認識するスピードは、読むスピードよりも速いと言われています。
なので、1文字ずつ読み進めるのは、脳のスピードよりも遅い速度で読んでいることになります。
脳はもっと速いスピードで処理できるのに、読むのが遅いと脳が退屈して、他のことを考えてしまいます。そうすると、集中力が落ちて、かえって本の内容が頭に入らなくなります。
読むスピードよりも速く読むことを意識すると、脳も他のことを考える余裕がなくなるので集中力が上がります。その方が本の内容が頭に入ってきます。
慣れてくれば、1日で1冊読破することは難しくないです。
目次を読む
全体感を把握するうえでも、目次を読むのは重要です。
今読んでいる内容は、全体の中でどんなことをいいたいのか、著者が一番言いたいことなのか、あるいはその導入部分なのかは目次を見ればおおかた把握できます。
その本で著者が一番言いたいことを当然知りたいので、最初の導入部分を飛ばしていきなり中盤から読むこともあります。1ページ目から読む必要はありません。
電子書籍(Kindle)でも、使い方次第では目次から該当ページに飛んで、すぐに目次に戻ることもできるので、紙の本でも電子書籍でも同じことはできます。
気づいたことやアクションをメモする
読んだ本を要約したりしていたこともありますが、さすがに時間がかかるので、最近はしていません。
今は、本を読んで気づいたこと、感想、これから何をするのかをメモするようにしています。
メモはノートに書くことが多いですが、何回も見返すようなメモは、Notionに残したりしています。
メモは1行しかなくても十分です。1冊の本で、1つでも学べる内容があったなら十分に元は取れています。
仕事に関係する本は1日1冊ですが、中にはもっと時間をかけて読む本もあります。分厚い小説とか古い本は、何ヶ月もかけて読むこともあります。
それはそれで重要なものです。数多あるビジネス書が読み切れず、ちょっと重厚な本は一切読めないというのはもったいないです。
見聞を広めるためにも、速く読む訓練も鍛える価値は十分にあります。
▪️編集後記
昨日はスタバでブログを書き、その後自宅で経理支援業務。
自宅でスクワットを始めました。足がプルプルです。全然筋肉がないことを痛感しています。