夜遅くまで、ときには徹夜で仕事をすることはアピールになるのか?最近はそういう風潮はなくなってきた気がします。
深夜まで仕事をする限界
自宅近くに会計事務所のオフィスがあるのですが、この時期は夜遅くまでオフィス内の照明が点いています。
12月からは税理士事務所は繁忙期になります。深夜になっても照明が点き続けているオフィスは多いでしょう。
深夜まで仕事をすれば、単純に仕事をしている量が多いので、たくさんの仕事をすることができます。
仕事が多ければ、売上も増えるでしょう。「忙しく仕事をしている」ことが、一つのステータスになるかもしれません。
しかし、どれだけ仕事を増やそうとしても、1日は24時間しかありません。
一人では仕事を増やすのも限界があるので、人を雇うか外注に頼ることになります。その分人件費も高くつきます。
しかし、人が増えればその管理が必要になります。人を倍に増やしたからといって、仕事や売上を単純に倍にできるわけではありません。
あるいはうまく仕組みをつくることで、仕事や売上を倍以上にすることもできるかもしれませんが、それをするには高度な人的管理が必要になるでしょう。
残業は多かったが・・・
私も20代のときは、無駄に残業が多かった気がします。
新卒で最初に入った会社では、仕事が終わらず、終電がなくなったので、自腹で会社近くのアパホテルに泊まり、朝7時ぐらいにまた会社に行ったりもしていました。
監査法人時代も、21時・22時ぐらいまで仕事をしていて(それでも他の同僚に比べれば早い方でしたが)、金曜日はみんなと飲みに行って終電ギリギリということはよくありました。
一般企業の経理にいたときは早く帰ることも増えましたが、繁忙期は21時、22時まで仕事をすることもありました。
確かに残業は多かったですが、これがアピールになるかどうか。
今振り返ると、確かに本当に仕事が忙しくて残業していた時期もありましたが、果たしてほぼ毎日ずっと残業していた意味があったのか、と思うこともあります。
単純に仕事の効率が悪かっただけかもしれません。あるいは、周りの空気というか、定時には帰りづらい雰囲気もありました。上司より先に帰ることにためらいもありました。
残業が多かったというのは、ひと昔前だったら武勇伝になったかもしれませんが、大してすごいことでもないでしょう。
それよりも、勤務している場合は定時内、独立していたら自分で決めた時間内で仕事を終わらせる方がいいでしょう。
夜遅くまで仕事をしていることよりも大事なこと
お客様からすれば、相手が深夜まで仕事をしているかどうかはあまり気にしていないことでしょう。
少なくとも私がお客様の立場だったとして、深夜2時に相手からメールが来ても、「すごい時間に起きてるな」とは思っても「遅くまで仕事をしていてすごい!」とは思いません。
アピールするなら、仕事時間以外のところでアピールが必要です。
私は、今は原則として18時以降は仕事はしていません。
このブログは日付が変わる直前まで書いていることがありますが、ブログは自分の営業の核なので、例外的に夜に書くこともあります。
朝は5時前後に起きているので、18時以降にメールなどをいただいたときは早朝に返事をしています。
(稀に至急対応が必要なときは対応しますが、滅多にありません)
お客様にもご理解をいただいております。
夜遅くまで仕事をして、深夜の連絡にすぐに返信することも喜ばれることもあるかもしれません。
しかし、私はそれよりも、「どの時間帯に連絡がつくか」がある程度読める方が重要かと思います。
18時以降は原則返信しないということがわかっていれば、お客様にも安心いただけます。
もちろん自分の全ての予定をさらすわけではありませんが、ある程度自分が動いている時間帯は認識してもらっているといいかと思います。
それをするために、私は基本的にどこにいるときもパソコンを持ち歩いています。年末年始はお客様からの連絡は少ないですが、それでも一応返信はできるようにしています。
▪️編集後記
昨日は妻の実家で食事。妻の兄(娘の伯父)とは初対面でした。
▪️娘日記
熱はないのですが、鼻水が止まらず、少々風邪気味。
鼻水吸い取り器を買ってみました。最初は嫌がりましたが、吸うとスッキリしてそうです。