「アウトプットなきインプット」は無価値であり、「インプットなきアウトプット」は空虚である

本を読んだりセミナーを受けて知識を習得しても、それを自分なりに編集・アウトプットしなければ仕事の成果にはなりません。しかし、逆も然りで、新しい知識やスキルのインプットをしないと、従来のスキルは陳腐化していきます。

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編集・出力なきインプットに価値はない

勉強したり読書したり、セミナーに出たりして新しい知識やスキルを習得しようとする人は少なくないでしょう。

いや、実際には少ないようです。

政府の統計によると、仕事をしている人で、24時間のうちに「学習・自己啓発・訓練(学業以外)」といった活動をしている時間は、平均で10分にも至りません。

小学生の昼休みよりも短い時間です。

令和3年社会生活基本調査

勉強している社会人は多くないとはいえ、真面目な人は資格を取るために勉強したり、AIの勉強をしている人もいるでしょう。

勉強やスキルを得ることそのものが趣味なのであれば、勉強するだけでも充分でしょう。

しかし、勉強したことを仕事に活かしたいとか、転職して収入を上げたいという目的があるのであれば、知識を習得するだけでは無意味です。

インプットした知識は、自分の中で編集・アウトプットして初めて身になります。

ブログなどで発信するといったことだけでなく、勉強会を開いて教える側になるとか、実際に仕事で使ってみるとか、そういったアウトプット活動が重要になります。

アウトプットなきインプットは楽しいものですが、仕事に活かすという点では不十分です。

インプットなき編集・出力は、中身がない

一方で、じゃあひたすらアウトプットだけしていればいいのか。

これもまた不十分でしょう。

口は上手いけど、話の中身は大したことないという人は少なからずいます。

なぜ中身がないのかというと、インプットが足りないからでしょう。

読書や勉強だけでなく、仕事で実務の経験を踏んでいくことで得られる知見もあります。

そういった知識やスキル、現場で場数を踏んできたことにより蓄積してきた経験がないと、どれだけキレイな言葉で発信などをしても「薄い」ものにしかならないでしょう。

味のしないガムをずっと噛み続けるようなものです。

インプットの時間も必要

アウトプットなきインプットも意味がありませんが、インプットなきアウトプットもまた薄っぺらいものです。

両方ともに強化していく必要があります。

かくいう私も毎日ブログやメルマガを書いてアウトプットしているものの、中身の濃いものになっているかは何ともいえません。まだまだインプットをしていかないといけないと感じています。

毎日発信するのと同様、毎日インプットも必要です。

読書もそうですし、現場での仕事もそうです。

健康を維持するための食事や運動も日々勉強して実践です。
(食事については、またどこかで書きたいと思っています)

アウトプットする時間も必要ですが、インプットする時間もまた同様に必要なものです。



▪️編集後記
昨日はお客様と打ち合わせ。翌日のお客様との初回面談に向けた準備など。

▪️娘日記(0歳)
最近花見などで外出が続いていたので、昨日は自宅でゆっくり過ごしました。
昼寝もしっかりして、夜もぐっすり寝ました。

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