仕事でも仕事以外でも、ちょっと手を付けるまでに躊躇してしまい、先延ばしにしたくなるものがあると思います。そういうものは、「ログインボーナス」を設けると良いかと。
ログインボーナスがあれば、先延ばしにならない
たいていのスマホゲームには、ログインボーナスがあります。
ゲームのアプリを起動するだけでガチャに使える石がもらえたり、10日連続でログインするとレアなガチャが1回引けるチケットがもらえるみたいなやつです。
制作側の狙いとしては、ゲームから抜け出させないようにする工夫の一つでしょう。
私も今はスマホゲームはやっていませんが、昔はいくつかやったことがあります。
（ぷよぷよとかミニ四駆とかスターオーシャンのスマホゲームをやってました）
ログインボーナスがあると、ついつい最初はそれ目的でゲームを起動してしまいます。
特に電車の移動中など、ちょっと時間が空いた隙にスマホを取り出し、とりあえずログインボーナス目当てでゲームを起動すると、電車の移動中はずっとゲームをしてしまうことになったりします。
軽い気持ちでゲームを起動してしまうと、そこから抜け出すのはかなり難しいものです。
逆に言うと、ゲームにログインさえしてくれれば、ユーザーはずっとゲームを続けて、課金もするのでしょう。
だから、ゲームを起動させるきっかけとして、ログインボーナスは重要な仕組みです。
この仕組みを仕事や仕事以外の用事でも活用しない手はありません。
仕事でも、「ログインボーナス」があれば、面倒だと感じることにも手を付けられるかもしれません。
頭で考えず、手を動かす
「作業興奮」というものがあります。
やる気が出ないと思っても、とりあえず何か始めればそこから集中力が上がり、やる気も出てくるというものです。
ログインボーナスも、最初にゲームを起動させてしまえば、あとはユーザーが勝手にゲームを続ける「集中力」が出ることを狙ってのものでしょう。
きっかけさえつかめば、そこからの惰性でタスクを進めることできるように人間はできているのかもしれません。
なぜ先延ばしにしてしまうかというと、頭のなかでネガティブなことを考えてしまうからでしょう。
- 他にやりたいことがあるのに、この作業に時間を取られるのがもったいなく感じる
- 作業を進めて間違ってた場合、上司や顧客に怒られるかもしれない
- もっと考えが深まってから進めたい
- その作業の工程が多すぎると、先が長く感じて辟易してしまう
いろいろ要素はあると思いますが、頭の中で「ウンウン」と考えているだけだとネガティブなことが頭に浮かび、余計にやる気をなくしてしまうのかもしれません。
やる気を出すためには「とにかくやる」ことが必要で、「とにかくやる」ための工夫として、自分なりの「ログインボーナス」があると、結果的に早く仕事が終わるのではないでしょうか。
どんな「ログインボーナス」にするか
私なりの「ログインボーナス」としては、
- 自分の経理のExcelファイルを開き、ハードルの低い作業をする。そのまま今日やる作業用のExcelを開く。
- TaskChuteの実行ボタンを押す（最近、TaskChute Cloud2を使っています）。
- 面倒だと思う作業に手を付けたら、チョコを1個食べる。
- 作業を始めるときに、好きな音楽を流す。
こういった「ログインボーナス」を設定して、最初に少しでも手を付けられるようにしています。
ただ、一番良いのは、「ログインボーナス」なんかなくても、自然とやりたくなる仕事だけにすることですね。
独立前は、そんなウキウキする仕事なんてなかったので、先延ばしにしないように、何とか試行錯誤していました。
今はそういう仕事は減ってきています。
なので、先延ばしをしないための工夫をすることも減ってきました。
ログインボーナスなんて、必要としないのが一番ですね。
▪️編集後記
昨日は午前にランニング。昼からは税理士業の打ち合わせなど。
足をケガしてから久しぶりのランニング。特に問題はなさそうです。
▪️娘日記（0歳）
まだ体が柔らかいので、足の指を自分で舐めています。
180度開脚したりもしますし、赤ちゃんの柔軟性には驚きます。
