ビジネス書も読みますが、歴史小説もよく読んでいます。小説として楽しいだけでなく、ビジネス書以上に役に立つと感じるからです。
人間の「智恵」と「無智」の集積
歴史は人間の智恵と無智の集積であり、それを煮詰めて醗酵させれば、すばらしい美酒が得られる。
これは、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」に出てくる一節です。
時代が下っていくほど科学技術は進展し、今はAIの発達も目覚ましいですが、それでも人間の考えることは旧石器時代から大きく変わりません。
過去の人たちがどういうことを考えて行動し、それがどういう結果になったのかは、歴史が示してくれます。
過去の事例から学ぶことは大いにあります。
歴史研究家になることはできませんが、ストーリーとして歴史を知り、そこから自分の人生や仕事に活かすことはできます。
ストーリーがあるほうが記憶に残る
記憶を定着させるためには、ストーリーとして覚えると記憶に残りやすいといいます。
何か覚えておきたい単語がある場合、何も考えずに暗記しようと思うと苦しいですが、それぞれの単語をつなげて簡単なストーリーを作って覚えると、その単語が覚えやすくなるというものです。
歴史も、偉人とか年号をただ暗記しようと思うと苦しいですが、小説として読むとストーリーを追っていくうちに人物を覚えていき、歴史上の出来事も頭に入りやすくなります。
ビジネス書は小説ではないのでストーリーはあまりなく、せっかく読んでもすぐに忘れてしまうことがあります。
その点、小説の方が記憶に残りやすく、読み終わっても忘れないメリットがあります。
歴史小説もビジネス書も、書いてあることは似ている
歴史小説はとっつきにくい印象もありますが、書いてあることはビジネス書に似ている部分もあります。
- 理屈は、行動しつつ、あるいは行動した後で考える(考えるよりも行動)
- 足の達者なやつでなければ仕事はできぬ(フットワークを軽く)
- 君子の交わりは淡き水のごとし(良好な人間関係を築くには、濃い人脈よりも薄いネットワーク)
- 金より大事なものは評判。金なんぞは評判のあるところに自然と集まってくる
歴史小説を読んでいて印象に残った箇所を出してみると、今のビジネス書でも同じようなことが書いてあります。
結局のところ、人間の考えることに大きな違いはないということでしょう。
手当たり次第にビジネス書だけを読むのではなく、少し読みにくい本を読んでみるのも、結果としてコスパが良いのではないかと考えています。
一度読んだら、内容はそうそう忘れませんから。
▪️編集後記
昨日は仕事で三重県へ。
終日外出していました。
▪️娘日記(1歳)
たまごボーロを渡すと、自分が食べるのではなく、私に食べさせようと口に入れてくれます。
大人の食べ物と思ってるのかもしれません。
