勤めていたときは、「自分でやったほうが早いと考えず、いかに人を使って効率的に仕事をするか」を考えさせられました。間違ってはいないと思いますが、私にはできませんでした。自分でやったほうが早いに決まってますから。
自分でやった方が早いに決まってる
「自分でやったほうが早い病」という本があるぐらい、仕事を人に振れないという人が多いのではないかと思います。
私もどちらかというと、人に依頼することを躊躇してしまい、自分でやってしまおうと考えてしまう派でした。
(早いかどうかはともかく)
組織で働いていると、自分一人でできることには限界があります。
いかに自分で抱え込まず、「自分でやったほうが早い」と考えず、人に仕事を任せるかが大事になってきます。
でも、やっぱり自分でやった方が早いんですよ。
人に任せると、自分ではしないようなミスが見つかることもあります。結局、チェックに時間がかかります。
自分で最初から全部やって、自分でチェックしたほうが早いに決まってます。
もし自分でやれないぐらいに抱えてしまったら、それは仕組みの問題ではなく、仕事量の問題です。
組織だと仕方ない部分もあるでしょうが、私は今は一人で独立しているので、誰かに仕事を外注するとか、スタッフを雇って任せるということはしていません。
外注や雇うことがダメというわけではなく、私には向いていないと痛感しているからです。
「属人化」のすすめ
業務の「属人化」は、一般的に良い意味では使われません。
その人にしかできない仕事というのがあると、仮にその人が休暇だったり退職したりすると、業務が回らなくなってしまうため、極力「属人化」を排除し、マニュアル化、標準化を進めることが求められることが多いです。
確かに大企業などの大きな組織では「属人化」は良くないことかもしれませんが、私のような一人の場合は、「属人化」はむしろ必要なことであるともいえます。
私以外でもできることであれば、私がやる必要はないのですから。
自分でやったほうが早いことであれば、自分がやるようにしています。
仮にどうしてもわからないことがあったり、アドバイスが欲しい場合は専門家に知見をもらうことはあります。
しかしそれでも、仕事をまるっと外注するのではなく、あくまで自分がやり、アドバイスをもらうに留めています。
外注すると、「管理」という別のスキルが必要になります。
私にはそのスキルがないですし、欲しいとも思いません。
自分でやるための工夫
自分であらゆることをやるためには、仕事量の調整が必要です。
- 人に任せる・外注することを前提に仕事を受けない
- 余力がなくなるまで仕事を増やさない(繁忙期もつくらない)
- 仕事のスピードを上げる
こういった対策で、「自分でやったほうが早い」という状況にしています。
お客様にとっても、自分以外の誰かに外注されるのは良い気持ちではなかったりします。
私に仕事のご依頼をいただいた以上、私が責任を持って担当するべきであると考えています。
▪️編集後記
昨日は税理士業やセミナー準備。
その後、ランを5キロ。
▪️娘日記
腹ばいを簡単にするようになり、クルクル体を回しています。
布団からはみ出すことも増えてきて、頭を床にゴッツンしないか不安になります。