図解のデメリット

仕事の資料をつくるとき、文字だらけのものよりも、イラストや図解を入れたほうがわかりやすいイメージがあります。ですが、実際はそうでもないかなと。

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図解すればわかりやすいのか?

誰に教えられたわけでもないですけど、仕事でプレゼン資料のようなものをつくるとき、図解を入れたほうがわかりやすくなる、という不文律がある気がします。

↓のような、矢印みたいなものでフローを説明したり、矢羽のようなものを使ってキレイなスライドを作ろうと努力したものです。

ネットから拝借した画像

今だったら、GensparkとかCanvaなどのAIで、一瞬でキレイな図解のスライドは作ることができるでしょう。

私が20代のときは、こういう「キレイな」スライド資料を作ることに丸一日かけていました。

でも、じゃあ図解を入れたからといって、わかりやすくなるのかどうか?

文字ばかりよりも、どこかにイラストとか図解があればそれで良いのかというと、そうでもないかと。

見やすさは情報量による

例えば以下のような資料は、ところどころにイラストが入っていますが、これがわかりやすいかは何とも言いにくいところです。

図解やイラストが入っていても、情報量が多かったら見る側はストレスにつながる可能性が高いです。

文字を図に変えたからといってわかりやすくなるものでもありません。

文字がなければいいのではなく、できるだけ情報量は少ないほうが資料としてはわかりやすくなります。

PowerPointやスライド作成のAIは進化していて、キレイなスライドを短時間でつくることができます。

でも、「キレイ」であることと「わかりやすい」ことは別です。

パワポよりWord

独立前は、仕事でお客様と打ち合わせをするときは必ずPowerPointを使っていました。

PowerPointに打ち合わせの議題を書いて、打ち合わせで提案する内容などを図解にして作成し、作った資料を印刷して持って行っていました。

今は印刷もしていないですし、PowerPointも使っていません。

セミナーをやるときはPowerPointを使うこともありますが、仕事の打ち合わせなどでは使うことはなくなりました。

使っているのは、Googleドキュメント(Google版のWord)です。

Googleドキュメントに箇条書きで議題を書いておき、打ち合わせで話したいことをメモ書き程度で書いておきます。

打ち合わせでメモしておきたいことが出た場合には、そのGoogleドキュメントに追記しておきます。

作成したGoogleドキュメントはGoogleカレンダーの予定に添付しておいて、後からでも確認できるようにしておきます。

図解やイラストは入れていません。文字だけの資料ですが、「見にくい」と言われたことはないですし、作成の時間もかかりません。

図解を入れたからといってわかりやすくなるわけではありません。

それよりも、伝えたいことを最小限の情報量で書いておくことのほうが重要です。



▪️編集後記
昨日は日曜でしたけどスポットの資料作成。
午後は家族とコメダでシロノワールを。

▪️娘日記(1歳)
娘は午前中に子育て施設へ(妻と娘で)。日曜祝日でもやってるのは良いですね。
コメダでは机の上のものを何でも触ろうとするので、目が離せません。

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