【奈良の寺】癌封じのお寺「大安寺」。「玄人好み」を目指す

奈良の「大安寺」に行ってきました。1400年の歴史があるお寺ですが、東大寺や法隆寺に比べると知名度は低めです。玄人好みのお寺といえるでしょう。

目次

南都七大寺の「大安寺」へ

奈良といえば、「鹿」、「大仏」、「お寺」というイメージがあるでしょう。

奈良のお寺のうち、奈良時代に公的に建立・保護されてきた官寺が大きく分けて7つあります。

これを「南都七大寺」といいます。

  • 東大寺
  • 興福寺
  • 元興寺(がんごうじ)
  • 大安寺(だいあんじ)
  • 薬師寺
  • 西大寺(さいだいじ)
  • 法隆寺

このうち、大安寺以外の6つには行ったことがありましたが、今回、残りの大安寺にも行くことができました。
(法隆寺は子どものときに行ったきりで覚えてないので、再度行こうかと)

知名度は低いけど、深い歴史がある

大安寺は、1400年前には今よりも境内が大きく、その後の災害や戦争などで縮小してしまい、今では建造当時の25分の1の面積しか境内がありません。

今は癌封じのお寺として、歴史好きな人には有名ですが、観光客は多くありません。

交通の便も良くなくて、東大寺や興福寺に比べると来る人は少ない印象です。

最近は東大寺・興福寺周辺は外国人観光客が平日・休日を問わず多いですが、この大安寺はひっそりとしています。

ただ、歴史は東大寺にも勝るとも劣りません。

元をたどると聖徳太子が立てた祈りの道場(熊凝精舎)がルーツとなったものです。その後、名前や場所が変わり、今の場所で「大安寺」となっています。

「万能の天才」といわれた空海もここで修行をし、有名な「奈良の大仏」である東大寺大仏の開眼をした僧(菩提僊那)も大安寺に住んでいたといわれています。

「知名度」という点では他の観光地よりも低いですけど、玄人好みのする場所ともいえます。

「玄人好み」を目指す

私も税理士として独立していますが、東大寺のような「超メジャー」路線には進めないなと感じています。

奈良公園の鹿に対するマナー違反が問題になっていますが、メジャーになりすぎると「望まぬお客様」、「望まぬ仕事」も増えてしまいます。

メジャーではない分、売上や影響力を「広く浅く」広げることはできません。

どちらかといえば、「超メジャー」ではないけど、「知る人ぞ知る」みたいな路線に向かっています。

もちろん、簡単なことではありません。

「広く浅く」しないのならば、「狭く深く」しかありません。ちょっと「深い」だけではダメで、「狭く・すごく深く」ならなければなりません。

「広く浅く」も大変ですけど、「狭く深く」も難しいです。

ただ、後者に向かっていくことが「私の好み」でもあります。



▪️編集後記
昨日は税理士業で打ち合わせ。
その後、オンラインセミナーを受講。

▪️娘日記(0歳)
最近ベビーカーを嫌がることがあります。
近くのカフェやスーパーでグズってベビーカーを拒否されると、別の場所に移動するのも難しくなるので、機嫌の良いうちにベビーカーに乗せるようにしています。

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