-
融資と補助金の違い。「借りる」か「もらう」だけではない
資金繰りを良くするための施策として、融資と補助金はよく使われます。融資は「借りる」、補助金は「もらう」というイメージがありますし、それは間違ってませんが、それだけが違いではありません。補助金は返さなくていいというメリットがありますが、デ... -
中古車を購入したときの経理
車は地方だと仕事でも使う機会が多いですが、購入したときの経理をまとめます。 30万円未満(299,999円以下)なら、買ったときに全額経費になる 中古車であれば、安いものだと30万円を切るものもあります。その場合は、パソコンなどの備品と同じく、一括し... -
祝日が多くても、休みが少ないと感じる理由。独立してからは祝日は気にならない
日本は世界でも祝日が多いようです。でも、そんなに多いと感じることはないと思います。 待ち遠しい祝日、三連休 特に勤めていたときは、祝日とか三連休が待ち遠しく感じたものです。6月は祝日はないから憂鬱だったり、連休明けは心身ともに疲弊していたり... -
「がんばらない」「モノをもたない」という自己啓発は、新しいのか?
ミニマリズム、エッセンシャル思考、反応しない技術など、物質的な豊かさではなく主観的な幸せを求めるべきという自己啓発の動きがあります。私もその考えに近いですが、そんなに新しい考えではないようです。 「足し算型の自己啓発」と「引き算型の自己啓... -
独立に育休はないから、自分でつくる必要がある
育児休暇というものは独立したらないですけど、一方で子どもとずっと一緒にいられるというメリットもあります。 育休はない 男性の育休も増えているようです。男性も育休を取得すると、給与の10割が支給されるという話もあり、昔に比べると男性も育休取得... -
アウトプットとアウトカムは、どっちが大事か?
人事評価や自治体の施策評価を行うときに、「アウトプット」、「アウトカム」という言葉をよく使います。一般的には「アウトプットより、アウトカムが重要」といわれますが、アウトプットがないとアウトカムも何もないこともまた事実です。 アウトプット・... -
経費にできる・できないの判断基準は、「●●できるかどうか」
使ったお金が経費になるのかどうかは、領収書があるとか規程を作っているとかいったことでは決まりません。事業のために使ったと堂々をいえるかどうかがポイントになります。 説明ができるかどうか その支出が、ビジネスのために使ったと「説明できるかど... -
節税目的で法人をつくることのデメリット
節税、あるいは社会保険料の負担を減らすために、法人をつくるというスキームがあります。「マイクロ法人」といわれたりもしますが、メリットもある反面、当然デメリットもあります。 節税・社会保険料軽減のための法人設立 個人事業主として事業が軌道に... -
税理士の料金の考え方。緻密に考えて、シンプルに出す
税理士の料金はまちまちです。私は、比較的シンプルな方ではないかと思います。細かくするという考えもありますが、細かすぎてわかりにくくなるのもどうかと思い、今の料金体系にしています。 税理士の料金設定 税理士としての主要なサービスに、「顧問」... -
会社も個人も、成長度合いは「複利」で考える【CAGR】
「CAGR」という指標があります。複数期間の増減率の1年あたりの平均を出すための指標です。経営分析や事業計画の作成時に活用されることがありますが、「複利」の考え方を前提としています。 年平均成長率(CAGR)という指標 例えば、以下のように売上の数...