スキルアップのために読書をすることもあると思いますが、難しすぎる本、専門用語が多すぎる本を初学者が読んでも意味がないかと。まずはマンガとか、超入門向けの本から入ったほうが、効果は高いです。
難しい本は読んでも効果が低い
読んでも効果が薄い本というのは、難しすぎる本、分厚い本、専門用語が多すぎる本です。
そもそも理解ができなかったら、頑張って読んだとしても身にならないでしょう。
会計や経理に関する本であれば、初心者向けの入門レベルのものから、実務家が読む専門書までたくさんあります。
当然、専門書の方が深く書いていますし、私もそういう本を読むことは多いです。
でも、私も専門分野でないことが出てくるときは、会計や経理の本であってもまず入門向け・初学者向けの本を読みます。
難しいことを難しく書いていても、その本は専門家にとっては意味があるのでしょうけど、そうでない人からしたら意味がありません。
ビジネス書でなくても、哲学や宗教、教養に関する内容も、いきなり難しい本に行きたくなりがちです。
しかし、難しいことは理解しようとしても無理ですし、それを無理やり諦めずに読んでも、結局わかりません。
であれば、まずは入門向けの本を読む方がおすすめです。
マンガや入門向けから入る
入門向きとしては、やはり漫画がおすすめです。
最近は「漫画でわかる○○」とか、イラストでわかりやすく説明したものがたくさんあります。
そういった本は意味がない、などと言う人もいますが、そんなことはないと私は思います。
まずは漫画でわかりやすく、中学生でも理解できるような内容から入っていく方が、結局理解は早いですし、わかるようになれば楽しくなり、学習も続けやすくなります。

本ではなく、動画で学ぶのも良いでしょう。
YouTubeにはわかりやすく説明した良質な動画がたくさんあります。
いきなり本を読むのではなく、まず動画で多角的にインプットするという方法も良いでしょう。
いずれにしても、いきなり難しいところに入るのではなく、まずは理解しやすそうなところ、ハードルが低いところから始めるのが王道です。
難しいことを楽しむのもいい
もちろん、難しいことを楽しむということもあります。
ビジネス系でいうと、ドラッカーの本とか「7つの習慣」のように、抽象的で一般的なことが書かれている本は、一回読んでも理解しづらいものです。
でも、そういう本も何回か読むうちに、自分の経験と重ね合わせて理解が深まっていくことがあります。
また、ドラッカーのような一般的で抽象的な内容が書かれている本の方が、日々の仕事のあらゆる局面に活かせることが多く、結果的に効率的という考え方もあります。
時間術、コミュニケーション、マネジメント、マーケティングなど、仕事といってもいろんな悩みや課題があります。
それ個別の問題ごとに本を読んでいたら、時間が足りません。
しかし、そういった問題はドラッカーの本にだいたい書かれています。
であれば、ドラッカーの本を一冊読み込んでいけば、難しいながらも、効率的に課題解決に向けた道筋が見えることがあります。

とはいえ、結局理解できなければ意味がないので、まずは漫画から入るとか、入門向けに解説された本や動画を見るのが、一番早いと思っています。
▪️編集後記
昨日は仕事の予定はなし。
ニトリで買い物、ミスドで家族3人でゆっくりお茶など。
▪️娘日記(0歳)
一瞬だけ、つかまり立ちをするようになりました。
もうちょっと慣れてきたら、つかまり立ちできるようになるかもしれません。