日々頭のなかではいろんなことを考えていて、それが集中力を阻害することもあります。頭のなかをスッキリさせる方法を考えました。
脳内のワーキングメモリ
人間の脳には「ワーキングメモリ」といわれるものがあるようです。
いわゆる短期記憶といわれるもので、電話番号を聞きながらメモする、レシピを見ながら料理をするというとき、このワーキングメモリが使われます。
このワーキングメモリは、私たちが思っている以上に多くの情報を日々溜め込んでいるように思います。
ToDoリストで日々やるべきことをリストアップしている人もいるでしょう。このリストに多くの項目が並んでいると、それだけで無意識にワーキングメモリを占有しているのではないかと思います。
本棚に読んでいない本が積まれていると、「それを読まないと」という気持ちがワーキングメモリに溜まっていくでしょう。
他にも、ふと考えたことや、家族との予定など、あらゆることがワーキングメモリに溜まってしまい、あまりにも溜まりすぎると目の前の作業に集中できなくなります。
大事なのは、ワーキングメモリに情報を溜め込みすぎないことです。
最も大きな要素は「人の感情」
ワーキングメモリに溜まってしまうもので、最も大きなものは何か。
私は、「人に関すること」ではないかと思います。
仕事でミスをすると、上司になんて言われるか、顔色が気になって仕方ないという経験は多くの人があるのではないかと思います。
あるいは好きな人ができたら、その人のことで頭がいっぱいになる、ということも誰もが経験することでしょう。
仕事のタスクとか用事とかよりも、このような「人の感情」が脳内の多くを占拠しているように思います。
どれだけタスクを整理しようが、飲み会を減らそうが、人の感情を気にしすぎてしまうと、頭のなかはスッキリしません。
頭のなかをスッキリさせ、集中力を高めるためには、この「人の感情」に対するワーキングメモリをコントロールする必要があります。
頭のなかをスッキリさせるために
脳内のワーキングメモリをすり減らさないようにするには、一般的に、
- 脳内にあることを書き出す
- タスクやイベントなどを減らし、考えることの総量を減らす
- 目の前に雑多な情報を入れない
などの方法があります。
そのために、デスクの上をキレイにする、メールや電話などの通知を切る、ノートやメモにタスクを書き出すといった方法が良いとされています。
「人の感情」に関することも、これらを応用することで無駄に脳内をザワつかせなくて済むように思います。
- メールやチャットの通知を切る(自分が見たいタイミングでチェックする)
- 合わない人との仕事や飲み会を減らす
- SNSなどにあるザワつく情報は見ないようにする
こういったことをしていくと、脳が余計なことにエネルギーを消費しなくなり、集中力が高まり、疲れも半減します。
私も独立前〜独立後にかけて少しずつ上記のような対策をとっていき、少しずつ心がザワつくことが減っていきました。
昔は夜もなかなか寝付けないことが多かったですが、今は布団に入ればすぐに寝てしまいます。
それだけ、脳内のワーキングメモリにネガティブな情報が残っていないからだと考えています。
集中力を保つために、あるいは早起きや運動などの良い習慣を継続させるために、「人の感情」に左右されない対策を身につけるべきです。
▪️編集後記
昨日は昼過ぎから娘の熱が上がりだしたのでその対応。
▪️娘日記(0歳)
おそらく私の風邪が移って熱が出始めたのですが、土曜日なので病院には行けず。
#8000に相談して、様子を見たら夜には熱が下がってきました。