嘘は良くないが、矛盾は恐れてはいけない

「嘘も方便」とはいいますが、基本的に嘘をついていいことはありません。長い目で見れば嘘なんかつかないで正直に誠実にいるほうが生きやすいものです。しかし、矛盾は常につきもの。矛盾を抱えながら仕事も人生も発信も続けていくものです。

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親心(おやごころ)は矛盾する

娘が成長していくのを見るのは親としてうれしいものです。

ここ数日、ずり這いすることを覚えて、部屋の中を縦横無尽に動き回っています。
このゴールデンウィークの期間で、大きく成長しています。

まだハイハイまではいきませんが、この月齢だと平均的な成長というか、他の子と同じぐらいの成長度合いになります。

この「他の子と同じ」ということに対して、親としては嬉しいというか、安心している部分もあります。

でも、なぜ自分は「安心している」のか?

親になる前、あるいはもっと遡って学生のときなんか、「人と同じ」であることが嫌だったはず。

なのに、親になると、我が子には「人と同じであってほしい」という気持ちを持っている自分がいます。

しかしその一方で、人と同じであってほしい反面、「我が子には人とは違う個性があってほしい」という気持ちも同時にあります。

「人と同じであってほしい。そのうえで、どこか人とは違うキラリと光る個性を持ってほしい」という、何とも身勝手でワガママな期待を持ってしまいます。子どもからしたらいい迷惑でしょうね。

親なんて、そんなもんなんかなと、親になって初めてわかります。

発信も矛盾する

このブログで発信していることでも、矛盾していることがあります。

「人と違うことをする」、「違いを作ることが強みにもなる」などと言っておきながら、親の立場になると「みんなと同じように育ってほしい」という気持ちになっている自分がいます。

「こだわりを持とう」というようなことを言っていることもあれば、「あまりこだわりを持たず、シンプルに行こう」と言っていることもあります。

じゃあ私がブログで嘘を書いているのかというと、嘘を書いているつもりはありません。

全部本心で書いているし、思ってないことは書いていません。

なのに、その結果として全体を通して見ると矛盾している箇所が散見されます。

矛盾を抱えながら生きていくしかないんだなと、自分の発信を振り返って思います。

矛盾というのは、論理が整合していないということですが、理屈に合わないことだらけですね。

矛盾を恐れてはいけない。それがリアルだから。

嘘をつくのは良くないですけど、生きていくうえで矛盾はつきもので、それを恐れてはいけないなと思います。

私のブログやメルマガを読んでいただいている方の中には、「何か前言ってたことと矛盾してるな」とか、「何かわかりにくいな」とか、「あんま面白くないな」という感想を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

それは私のスキル不足・勉強不足を露呈しているわけなんですけど、だからこそ、それゆえに「リアル」ではあると思うのです。

小林という、一人の矛盾した人間の考えていることをリアルに綴ったものが、このブログでありメルマガでもあります。

これは、AIにはできないことかなと。

もちろん、「矛盾した文章を書いて」とプロンプトすればAIは何かそれっぽいものを書くでしょう。

しかし、そういう目に見える矛盾を出すのではなく、表面上は矛盾しながらも、その根底にある価値観・大切にしていること、「7つの習慣」でいうパラダイムみたいなものが、人間の書いたリアルな文章にはにじみ出るはずだし、にじみ出てないと意味がないと思っています。

毎日発信をし続けるというのは、そういった矛盾やリアルさを出すためにも有効なものでもあります。



▪️編集後記
昨日はイオンで食事&買い物。
自宅でブログ更新など稼働はゆっくりめ。

▪️娘日記(0歳)
イオンの掲示板でハイハイレースの申し込みがあったので、申し込んでみました。
目標レースができたので、その日までにどこまで追い込めるかですね。

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