本を読んだりセミナーを受けたりすることも勉強ですし、ブログや動画でアウトプットすることも良い勉強法です。しかし、それだけでなく、お客様と話すことも勉強になります。
お客様との会話が勉強になる
現場で話を聞いて、お客様がどういうことに課題を感じているのか、不安に思っているのかを聞くのが最も勉強になります。
「勉強になる」というと、「仕事は学校じゃない」と怒られそうですが、やはり会話をしていくなかで新しい気付きを得て、それをお客様にフィードバックすることで双方にメリットが出ていると思います。
税金のことでも、本を読んだり国税庁のホームページを読めば税法の細かいルールは書かれています。
でも、そういう本とか資料には出てこないような論点もたくさんあります。
そういった論点は、お客様との話の中で出てくるものですし、解決させることでこちらもパワーアップします。
もちろんサービス提供が第一ですが、副産物として「勉強になる」ことも事実としてあります。
お客様の目線に近づける
「お客様の立場になって」なんてよく言われますが、実際は簡単ではありません。
なまじ税法の知識があるだけに、ついついお客様にとってはどうでもいい細かい話までしてしまいがちです。
勉強でも、専門書ばかり読んでいたらマニアックになりすぎてしまいます。
完全に「お客様目線」になることはできなくても、話をしていくなかでお客様の考えににじり寄ることはできます。
節税を積極的にしたい人もいれば、そんなに興味のない人もいます。
税金のことだけでなく、融資や補助金について知りたい人もいます。
お客様がご自身で経理をするために、会計のことをもっと知りたいという人もいます。
独りよがりのマニアにならないためにも、お客様と話をしていくことは欠かせません。
即答するスキル
本当にわからないこととか、間違ったら大変なことは「後で調べます」でもいいんですけど、質問をいただいたら、できるだけその場で回答するようにしています。
質問いただいたことを、いちいち全部持ち帰ってたら、お客様の時間を奪うことにもなります。
それだったらAIに聞くのと大して変わりません。
もちろん間違ってたら、後から訂正はすることはあります。
でも、そうなったとしても、その場で答えを出すことが重要かなと。正否はともかく、答えを出さないと前に進みません。
「即答する」ということも、お客様と話を重ねていくことで積み上げていくことができました。
税理士によっては、ほとんどお客様と会うことはなく、年に1回ぐらいしか顔を合わせないという人もいると聞きます。
あんまりしょっちゅう税理士が会社に来られてもウザいというパターンもあるかもしれませんが、少なくとも私は、定期的にお客様と話をするようにしています。
▪️編集後記
昨日は朝に家を出て家族で墓参り。朝から暑かったですが、何とか・・・。
午後はミスドで新作の「いもド」と「くりド」を。
▪️娘日記(0歳)
日に日にハイハイが上手くなってきました。今まではハイハイのときはゆっくり、急ぐときはずり這いだったのですが、最近はハイハイをする頻度が増えてきました。