税理士は目に見えない仕事なので、良い・悪いの判断が難しいです。私が思う、「良い税理士」の基準を説明します。
スピード感
返事の速さ、資料などのやりとりの速さが、自分と合うかは一番重要かなと思っています。
例えばメールのやりとりで、一般的には返事が速い方がいいでしょう。
私も、できるだけ速く返事するようにしています。
でも、速すぎることが逆にプレッシャーになるということもあるかもしれません。
独立前、社外の人とメールでやりとりをしていて、返信が異常に速い人がいました。
こちらがメールを送って、1~2分後には返事が来るみたいな人でした。
当時は私の仕事が忙しく、たくさん抱え込んでいる状態だったので、すぐに返事が来ると気が休まらない感じがしました。
今は、私の場合は「即レス」を徹底している感じではありません。
夜は基本的に返事をしないですし、仕事以外のことをしているときに仕事の電話をしたりメールのやりとりをするということはありません。
あまりに連絡が遅すぎるというのは、忙しすぎて後回しにされている可能性が高いので、注意したほうがいいでしょう。
ルールを守る
税理士であれば節税に関する提案は多くの要望をいただくところです。
もちろん、適法な節税を提案することは重要です。
でも、それが行き過ぎて法律スレスレの方法だったり、スレスレならまだしも、完全にアウトな方法を提案するケースもあります。
アウトなものがバレたら税理士の処分も免れないでしょうが、会社にも大きな負担がかかる可能性があります。
税理士はコンサルではないので、報酬を払っているとはいえ、「ダメなものはダメ」と言える税理士は、良いといえるでしょう。
距離感
仕事は人がやっている以上、距離感が合うのは大事です。
打ち合わせにしても、常に対面がやるべきと考えている人と、基本はWebでいいという人と、Webでしかやりたくない、というように、いろんなタイプがあると思います。
常に対面でやりたい税理士と、Webでしかやりたくないお客様とだったら、コミュニケーションは大変でしょう。
適度に距離感を取りたいタイプなのか、一心同体ぐらいの気持ちで寄り添ってほしいタイプなのかは、見極めたほうがいいでしょう。
私は、基本的にはWebでの打ち合わせ、連絡はメール、が基本スタンスです。でも、最低でも年に1回は直接お会いしたいとも考えています。顔もほとんど見たことがない人とは、なかなか仕事がしづらいなと感じるタイプです。
見極め方としては、連絡手段の取り方でわかることが多いです。
電話をしたがる税理士は、割と対面で会いたいと思う人が多いですし、メールやチャットを好む税理士は、打ち合わせもWebでやることが多い印象です。
▪️編集後記
昨日は午前中に打ち合わせが1件(日曜日でしたが)。
午後は家族とアカチャンホンポで買い物。水を使ったペンでお絵かきができるオモチャを買いました。
▪️娘日記(1歳)
積み木を積むような動作をするようになりました。ブロックの上に、もう1個のブロックを置こうとします。
少しずつ、できることが増えていってます。